1月19日 1232号ヘッドラインニュース
- オーニング総市場27.8億円 対前年比10.9%減
平成21年のオーニング出荷金額は、昨年に続き対前年比10.9%と二ケタ台の落ち込みを示した。金額面では2年連続の落ち込みとなり、全市場で27億7800万円。分野別では主力のロールオーニングが10%減、プロップオーニングが6.4%減であったのに対し、窓用が33%、簡易型が4.6%増加した。数量面では、ほぼ4万台で対前年比1.7%減となった。窓用の伸長が貢献している。なお、モーター関連を含めると市場は、35億円内外となる。
- スクリーンタイプ、バリエーション拡大
オーニング新商品でスクリーンタイプに対応したのは、タカノ、タカショー、屋根付けタイプをテンパルが市場投入した。三共商事は、ロールタイプにフラットバーを追加した。注目されるのはタカノの横引きスクリーン「ベンダ」。
- 4~11月計前年度比13.8%減--金属系公共エクステリア
全国エクステリア工業会による平成20年度の公共エクステリア出荷統計は、198億円で対前年度比79%と大幅に落ち込んだ。幾分はましかと思われる民需パブリックも折からの不況感に非常に厳しい環境下にある。平成21年度も4月~11月の8ヶ月間で対前年同期比86.2%で二ケタ台の減少を示した。マンション等の集合住宅の着工が下げ止まらないことが要因だ。
- サーモウッドでエクステリア対応--越井木材工業
越井木材工業は、フィンランドで確立された画期的な木材熱処理技術を生かした“サーモウッド”をエクステリア商品に生かすべく、エクステリア関連商品の開発を行っている。コシイ・ウッドフェンス・ロリエフタイプは、アルミ柱とサーモウッドを組み合わせたフェンス。門柱・門袖は、ポスト、照明、インターホン、表札を取り付けられる機能商品。ガーデンファニチャーは、くつろぎシリーズで、1人掛け用ベンチ、2人掛け用ベンチ、テーブルの3種。機能ボックスSOU(ソウ)は、屋内外に使える多機能ボックス、傘立て、プランターボックス、照明ボックス等自由な発想で使える。
- エクステリア売上217.5億円、9.4%減--三協立山HD中間決算
三協・立山ホールディングスは、中間期の連結決算を明らかにした。売上高1249億3400万円で、前期比14.2%の減少。経常利益22億9600万円(同33億6300万円の赤字)、純利益14億700万円(同48億3800万円の赤字)となり、一気に黒字転換させた。エクステリア建材は、売上217億5200万円(前年同期比9.4%減)。
- 6.8万戸前年比19.1%減--11月の新設住宅
11月の新設住宅着工戸数は6万8198戸で前年同月比19.1%減、12か月連続の減少となった。利用関係別では、持家2万5441戸、同8.3%増、貸家2万9508戸、同25.3%減、分譲住宅1万2677戸、同38.2%減、うちマンションは4329戸、同63.7%減、一戸建は8326戸、同1.5%減。
先週のヘッドラインニュース
今月のヘッドラインニュース