8月23日 1503号ヘッドラインニュース
- 平成27年度都市別一戸建着工ベスト50
平成27年度の新設専用住宅一戸建戸数は41万4081戸で前年度比2.3%の増加であった。県別では東京の減少が大きかったのが目を引いたが全体の80%の38道府県が上昇した。全国792市での前年度比較を試みた。増加したのは441市(55.7%)、減少したのは345市(43.6%)、横ばいは6市(0.7%)で最も増加したのは名古屋市の804戸であった。
- ウリン製漁礁10基を海中設置--林田順平商店
2013年から、林田順平商店と鹿児島大学水産学部(山中准教授)とで、産学共同で開発してきたウリン材の漁礁(国際特許取得)が、実験レベルを終了し、商業ベースに乗せる新たな段階を迎えている。7月19日に、ウリン製漁礁の廉価バージョン5基が、鴨池海釣り公園に海中設置された。
- 敷材新製品
平成28年の敷材の新製品は9社が対応、コンクリート製18品目、レンガ3品目、タイル12品目、天然石11品目の合計44品目が登場。最多のコンクリート製は、木調、石調、レンガ調など異素材へのテクスチャー対応が目立った。またこれまで品揃えが少なかった“タイル”への取り組みに3社が動きポーチ回りへの意識が高まってきた。この他、緑化への動きも見られ各社の独自性がより明確化してきた。
- マリブライト製造中止に
12Vガーデンライトの先駆けとなった「マリブライト」の製造販売会社「マリブライティング・コーポレーション」(米・テキサス州)が、本年、会社を整理。同時に、同製品の製造と販売を終了した。現在アメリカ市場では終息商品扱いとなり、マリブライト製品は販売されていない。日本のサプライヤーの一社であった伊藤電工はこの通知を受け、本年10月をもって国内販売を中止する。
- 価格改定・保証期間延長--タカショー
タカショーは、屋内・外用化粧建材パネル「エバーアートボード」の価格改定及び保証期間の延長を発表。需要が拡大している屋外照明事業ではローボルトライトのプランニング時に、業務の時間短縮が図れるWEBツール「LEDIUS、ローボルトプランナーPro」を開発、提供を開始。
- 屋上緑化H27年約17・6ha増加
国土交通省都市局公園緑地・景観課緑地環境室は、平成27年における全国の屋上・壁面緑化の施工実績について、最近の傾向をとらえるために全国の施工企業等にアンケート調査を行った結果報告を行った。それによると、屋上緑化は約17.6ヘクタール増加し、特徴として、共同住宅や商業施設において利用の促進等を目的に高質で魅力ある空間とするため、様々な種類の植物を用いた庭園型の屋上緑化が増加していることなどが分かった。
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