2月23日 1483号ヘッドラインニュース
- カーポート関連特集(総合)
平成27年のカーポート出荷状況は、消費税増税と積雪特需が重なった前年の反動で大幅に落ち込んだ。台数では約34万台となり前年比21.6%減、金額では471.2億円で同19.2%減となった。金額が台数の下げ率より小さかった要因は積雪対応(50㎝・100㎝・150㎝以上相当)分野の落ち込みが低かったこと。昨年の雪害の影響がプラス面として表われている。平成28年は住宅着工の回復などが見られることから再び上昇に転じるものと予測され、500億円近い市場が期待される。
- カーポート関連特集(片流れ屋根なし)
片流れ屋根無しの総台数は4350台で過去最低の台数となった。前年比は31%減。金額では2億8300万円で約30%の減少。分野比は台数では1.3%、金額では0.6%。
- カーポート関連特集(片流れプラ屋根付)
片流れプラスチック屋根付の総出荷台数は約17万1000台で対前年比24.1%減となった。台数の構成比は50.3%、約半数となった。金額ベースでは149億2000万円で23%の減。構成比は31.7%であった。
- カーポート関連特集(両支えプラ屋根付・ワイド・上吊り)
両支えタイプの台数総計は、16万1900台で対前年度比18.8%減となった。金額ベースでは約314億円で18.2%減。主力のプラスチック屋根付は、9万6000台で、24.%減、金額ベースでは、約155億円で24.%の減となった。同分野の台数シェアは28.%、金額シェアは32.%、両支え全体では59.%を占める。
- カーポート関連特集(折板屋根仕様・積雪対応型)
折板屋根仕様の市場(北海道地場メーカー分除く)は、約6万4100台で対前年比7.%減となった。分野別の減少率は最も低かった。金額ベースでは、155億2000万円で前年比7.%減、台数シェアは18.%、金額シェアは32.%といずれも上昇。金額での構成比は両支えプラ屋根と同率の1位(両支えプラ屋根は、32.7%、折板屋根は、32.4%)。
- カーポート関連特集(ガレージ)
日本屋外収納ユニット工業会による鋼製ガレージ(自動車車庫)の出荷総数は平成26年度2万176棟、10.%減であった。平成27年度は、4月~1月の10ケ月で、1万7550棟で対前年同期比では2.%増となり、まずまずの状況。平成27年度の予測は2万1000棟前後(5%増)に落ち着きそうだ。アウトサイダーを含めたガレージの総数では2万2500棟で約7%増の予測だ。金額ベースでは全国で約67億円と予測される。
- 人工芝特集
景観系人工芝のクオリティや機能性向上もさることながら、エクステリア流通に認知が広がることによって、その市場は年々アップしている。平成26年の市場を13億円と算定したが、27年は15.億円で17%アップとなった。
- 平成27年の新設住宅
平成27年の新設住宅着工戸数は90万9299戸で対前年比1.%増、再びの増加となった。利用関係別では、持家28万3366戸、同0.%減、貸家37万8718戸、同4.%増、分譲24万1201戸、同1.%増、うちマンションは11万5652戸、同4.%増、一戸建は12万3624戸、同1.%減。
- 感謝の集い開催--LIXIL関西支社
LIXIL関西支社は、2月23日、大阪市内のホテルで“2015年度関西支社LIXILリフォームネットエクステリアマイスター販売コンテスト「感謝の集い」”を開催。42社が表彰された。
- TENT FESTA JAPAN2016
日本テントシート工業組合連合会青年部は2月19日、20日の2日間、大阪市中央区のマイドーム大阪展示場において「テントフェスタジャパン」を開催した。テントシート・キャンバスを扱う縫製業者・メーカー・商社25社団体が出展、テントシートの魅力をアピールした。オーニングを中心として様々なキャンバス商品が展示された。
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