1月19日 1478号ヘッドラインニュース
オーニング特集
- 平成27年43億8000万円で前年比9.1%減
成27年のオーニング関連の台数実績は10万750台で前年比9.6%減、金額ベースでは43億8000万円で9.1%減となった。主力の水平アーム・テラスオーニングがほぼ横ばいの1万7300台であったものの、簡易、プロップ等が数を落としたのがその要因。その結果、ロールオーニングの台数・金額の構成比はアップした。27年は関連企業の新商品が出なかったことが全体へ影響を及ぼしている。
- 日本オーニング協会30周年を機に結束強化
日本オーニング協会は新たに製造部会を設置し、フレームメーカー(オーニングメーカー)、キャンバスメーカー、モーターメーカーの構成3メーカーの結束を強化し、対外的な対応力の強化をさらに推進する。また、それと並行して一般社団法人化を図り組織強化に努めて行く。一般社団化は今春、3~4月頃の予定。
- キャンバス知識が売上を左右する
テント生地、これが一般的にオーニングに採用されるキャンバスと呼ばれる物だが、国内では、合繊三社と呼ばれるブランド企業の関連企業が生産を行っている。いずれも基布は、ポリエステルが中心で、これらに様々な表面処理を施してその耐候性を強くしている。現在、オーニングに採用されているキャンバスのメーター数は、その台数の状況から約40万mと推定されるが、簡易型はその内20万m前後でほとんどが中国産、残りの20万mの内、5万m程度が欧米のアクル繊維と推定され、オーニング関連の国産企業3社の扱いは15万m前後と見られる。
- 業界動向:コンクリート系エクステリア
平成27年のコンクリート系エクステリア商品の市場は、主力の化粧ブロックで約7%減、推計200億円を割り込み190億円台となった。スタンダードブロックも同様の状況と見られる。一方、パブリック主体の舗装材は、インター系、平板共に微減となった。両者を合わせた総市場は約700億円となり6.6%減。
- 業界動向:金属製公共エクステリア
平成26年度の金属系パブリック(公共)エクステリア12分野の推定市場は1227億円で対前年度比3.6%増であった。対前年度で上昇したのは9分野、下降したのは3分野、最も増加したのはフェンスで約9.9%増の418億円。下降したのは19%減のカーポート。境界系、収納系、床系と用途別で見ると境界系が51.4%、床系が25%、収納系が23.6%の比率となった。
- YKK AP EX関連子会社を吸収合併
YKK APは、4月1日付で同社のエクステリア関連販売子会社・YKK APエクステリアと製造子会社・九州エクステリア工業及び北陸PGの3社を吸収合併することを明らかにした。YKK APエクステリアは、旧河内アルミニウム工業(1965年1月設立)を母体。
- 長野県エクステリア販工店会定期総会
長野県エクステリア販工店会は11月25日~26日、諏訪市湖岸通りの「上諏訪温泉・浜の湯」において平成27年度定期総会を開催した。総会後、定例の「メーカー研修会」を行い、参加メーカー各社の新製品、方向性などの報告など質疑応答が行われた。質疑応答では、各社のPR商品に対し、つっ込んだ質問が寄せられた。
- 景匠館、景匠会合同忘年会
景匠館と同協力工事業者で構成する景匠会は、恒例の合同忘年会を、12月23日に大阪市内のレストランで開催。150人が参加した。
- 全国自動ドア協会記者懇談会
全国自動ドア協会は11月27日、浜松町で記者懇談会を開催、自動ドアの需要動向、安全に関する取組、施工技能士の現状、技術基準等の改定活動、自動回転ドアの現況等の報告が行われた。自動ドアの平成27年度上半期の生産台数の実績は総生産台数6万8000台(通期見込み15万1000台、対前年比105.6%見込み)。そのうち国内向け台数5万8000台(通期見込み13万2000台、同103.9%)、海外向け台数1万台(通期見込み1万9000台、同118.8%)。
- “エクステリアの日”をアピール--JPEX岩手県支部
日本エクステリア建設業協会岩手県支部は、11月28日「エクステリアの日」に、盛岡大付属厨川幼稚園にて、エクステリア製作体験を通じた、業界周知イベントを開催した。参加者はJPEX岩手県支部の協会員をはじめ、園児とその保護者、盛岡大学短期学部の学生、エクステリアメーカーと、総勢約100名が集結。
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