1月5日 1477号ヘッドラインニュース
- 新春記者座談会
思いを継続させる年に/27年度市場は前年度並みに/デッキ関連、照明が期待分野/パブリックは堅調/「EXの日」功労者表彰スタート/夢の団体“JEXA”の意義/第2の展示場時代は体感型/設計・デザイン力時代への対応
- 業界動向:住宅用門扉・フェンス
平成27年度上期の門扉・フェンスの全国エクステリア工業会出荷統計は、422億500万円で対前年同期比2.8%減となった。門扉124億600万円で6%減、フェンスは297億9900万円で1.5%減となっている。
- 業界動向:カーポート
カーポートの26年度上半期のメーカー出荷額は、4月から9月で233億円。前年同期比21.5%減。雪害需要の反動があったものの、一昨年実績との比較では、4.2%増。10月の出荷実績は、前年同月比0.4%の微増ではあるが、プラスに転じている。下期全体でも、プラスを達成する見通し。
- 業界動向:物置
物置市場は日本屋外収納ユニット工業会(加盟5社)の出荷実績では、鋼製物置・小型物置の合計で、47万9527棟、前年比で5.7%減少。27年度上半期は苦戦していたが下期の10月以降は改善の兆しが見えてきているので、昨年並みの実績には届きそうである。50万棟台への復帰は、来期への持ち越しとなる。
- 業界動向:表札
26年度の表札市場は、5.2%減の35億2000万円。4月~9月の上半期は需要環境は厳しかったが下半期は上昇に向かい、昨対比ではプラスに転じる見通し。
- 業界動向:ポスト
26年度のポスト市場は、前年比6.5%減の68億5000万円。右肩上がりで伸びてきたポスト市場も、伸び代が無くなりつつある。その背景には平均単価の低下があり、、舞り場から上昇できるかの重要な局面を迎えている。
- 業界動向:ウッドデッキ
ウッドデッキの昨年4月から9月の出荷実績(全国エクステリア工業会データ)は76億7000万円で、前年同期比6.1%増で推移。10月は21億4400万円で、6.3%増加となっている。
- 業界動向:ガレージ
鋼製ガレージの昨年度の出荷実績は、2万176棟で、前年比10.5%減。一昨年度が、消費増税前の駆込み需要や、カーポートの雪害によるガレージ購入者の増加など、需要が大きくふくらんだのが減少の要因。
- 業界動向:テラス
テラスの27年上半期のメーカー出荷実績は154億円で、前年同期比14.9%減。10月の実績は、26億1800万円で、前年同月比2.3%のマイナス。落込み幅は4月以降で最も小さく、需要回復の兆が見えてきた。
- 業界動向:ライフスタイルエクステリア
“物から事へ”と言われて久しい。事への動きを促すのがEXの生活空間化だ。これまで鑑賞するという庭のあり方を、自然の持つ魅力の中へと生活空間を広げて行くことが新たな市場を生むと考えるのが“ライフスタイルエクステリア”への道である。
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