12月22日 1476号ヘッドラインニュース
- エクステリアの日
11月27日、日本エクステリア建設業協会は、11月28日の「エクステリアの日」を祝う記念式典を開催した。瀬川会長は「エクステリアの日を盛り上げてゆきたい。JPEXはその牽引役になる」と挨拶。その後、講演会とエクステリア育成協議会顕彰式が行われた。
- 26年度一戸建住宅着工40.9万戸
平成26年度の一戸建新設住宅は40万9000戸で、対前年度17%減となった。エクステリア市場への影響は大きいと見られる。今後は、一般への啓蒙、特に既築を対象としたアフターセット商品の強化が課題となってくるだろう。同分野へのアピール、積極的営業が迫られる。
- 総合展示会入場者約8万7000人
平成27年のエクステリア総合展示会は全国6会場で開催され、総来場者は約8万7000名、対前年7%増となった。エクステリアフェア九州は1万人を超え、関西エクステリアフェアも初の2万人超えとなった。目標の9万人には届かなかったが、全会場とも順調な来場者増となった。
- 日本エクステリア設計協会活動本格化
昨年4月に発足した「日本エクステリア設計協会」が12月に設立説明会と記念講演会を開催、いよいよ本
格的活動を開始した。同協会は、設計のレベル向上をベースにエクステリア設計の社会的認知、さらにエク
ステリア業界全体の認知につながる柱の一つになることを目指す。
- 業界区分のガイドラインでEX工事認定
「エクステリア工事」と言うワードが、業種区分を定めるガイドラインに記載された。これはJPEXの国との粘り強い交渉の成果である。これにより、国が認めた工事業種になったわけで、コンプライアンスが求められ、施工基準が必要となる。JPXEでは、早急に素案をまとめる方針。
- 住宅エクステリア一昨年並
全国エクステリア工業会による平成27年度上期出荷実績は、総計1004億1300万円(対前年度8.7%減)。そのうち住宅エクステリアは920億2800万円で、同9.6%減となった。これは、カーポート、テラスなどが、平成26年度同期の雪害特需の反動で大きく減少したことによる。同25年度同期と比較すると0.4%減の微減となっている。
- オーニング協会30周年
日本オーニング協会は、11月24日、品川プリンスホテルにおいて「30周年記念祝賀会」を開催した。同会では、スクリーンを利用した「30年の歩み」が映し出された。同協会は、今後、一般社団法人化、JIS化への品質基準つくりなど、さらに前向きの展開を進めてゆく。また、同日、功労者表彰が行われた。
- 体感型展示場時代へ
最近は、商品を並べるだけでなく「空間」をみせ、魅力を感じさせる、より積極的な提案展示「体感型展示場」が注目されている。水戸の「ドリームガーデン」、熊本の「タケウチ」、神戸の「ひまわりライフ」といった専門店が展開をしている。また、タカノがオーニングの展示場「ルビーの里」(駒ヶ根市)をオープンした。
- 第1回エクステリア施工技術者講習会実施
エクステリア研究会が11月、「第1回エクステリア施工技術者講習会」を実施した。これは、技術者の育成と労働環境の改善が目的で、職種の地位向上、高賃金、高待遇を実現、異業種と差別化して安定した技術者の確保を目指す。施工技術者制度は技術者の高齢化・不足を解消する一助となると期待される。次回は2月28日、名古屋の予定。
- 照明・ウッドデッキ好調
全国エクステリア工業会の出荷統計(平成27年度上期)によると、住宅関連エクステリア全体が対前年度比減少する中、ウッドデッキ関連と照明が伸びている。前者は対前年度同期5.8%増、後者は同4.7%増となっている。この動きは今後も続くと考えられる。
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