11月24日 1473号ヘッドラインニュース
ウォーターシステム特集
- 6分野54.2億円 前年度比7.5%増
成26年度は54億2000万円市場、対前年度比7・5%増となった。雨水貯留タンク以外は順調な伸びで、特にガーデンシンクの伸びが著しい。
- 立水栓 総需要47億円
平成26年度の立水栓(水栓柱)の総市場は約47億円で対前年度比4.4%増であった。その内、化粧立水栓は23億円で8.5%増と好推移が続いている。ウォーターシステム商品の中では、ガーデンシンクと並んでまずまずの動きを見せた。昨年との大きな違いは、問屋ブランドを有する企業の伸長率が際だってきたことであろう。
- 自動灌水・散水/水景システム
自動潅水はもともと大規模農場用として発達してきた技術なので、どうしても、農業関係もしくはゴルフ場や広い公共スペースを中心に展開してきた。住宅分野での自動潅水・散水システムは、なかなか普及が難しかったが、自然回帰の流れもあって、市場は約14・3億円で3.6%増と推計。
- ガーデンシンク好調30%増
クステリアのライフスタイル提案の時代が本格化するにつれ、外部で食事をするスタイルは徐々に普及してきている。その延長線上にあるガーデンシンクは、3.5億円と市場はまだ端緒に着いたばかり。だが伸び率は1.3倍となった。
- 雨水貯留タンク 総小量タイプ伸びず
雨水貯溜タンクの需要にとって、昨年5月に施行された「雨水の利用の推進に関する法律(雨水利用推進法)」は、かなり追い風になるはずだった。しかしながら、こうした動きは、一般消費者の消費までは喚起できず、大震災の記憶が薄れる中、今年は7.2億円、対前年比14.3%減となった。
- EXALIVE総会
EXALIVEは、11月20日、名古屋市内のホテルで第2回EXALIVE総会を開催、会員・メーカー・問屋を含めて60名が参加。2期目を迎え、スタート時に発表した経営戦略の進捗状況の報告、今後の方針を表明。
- 東北EX会10周年記念式典
東北のエクステリア問屋で構成する「東北EX会」は、11月18日、宮城県仙台市の江陽グランドホテルで「東北EX会10周年記念式典」を開催した。当日は、メーカー、施工店を合わせて総勢135人が出席した。
- ネットで実践的講座--ユニマットリック
ユニマットリックは、EXや住宅関連の業務に携わっているプロを対象に、より「デザイン」「経営」・「現場」について学べる場を提供することを目的に、インターネットによる動画形式で、実践的な講座の配信を11月13日から開始。
- ホールディング会社設立--井上定
井上定は、11月13日付で、「株式会社井上定ホールディングス」を設立。資本金は7000万円。井上和雄氏が代表取締役社長、取締役には、亀谷宏治氏、池谷栄二良氏ら井上定の役員が就任。ホールディング会社の設立は、グループの組織の安定と、継続的な発展が狙い。持株式会は、傘下に事業母体の井上定を抱え、井上定は関連会社イノスを抱える形。
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