1月21日 1395号ヘッドラインニュース
オーニング特集
- 47億8500万円で前年比6.6%増
平成25年のオーニング市場は、金額ベースで47億8500万円となり、前年同期比6.6%増となった。同分野は、住宅着工への連動の少ない、いわゆる“アフターセットエクステリア商品”。数量面では依然簡易型が好調で前年比8%増、シェアは70%。金額面ではロールオーニング(水平アーム式)が約60%近くを占める。窓用、プロップ型は、微増となった。総台数では念願の10万台を突破した模様で7%増。簡易型の登場で廉価なスダレからのチェンジが徐々に実現しているようだ。
- ロールオーニング1万6508台で1%増
日本オーニング協会は、オーニングの認知度が広がり、実績に上向きの傾向がはっきりしてきたこの機に、前年度に続き「エコプロジェクト21世紀環境住宅共生型モデル住宅での実証試験及び追補試験」による新たなオーニングマニュアルの作成を予定しており、環境、エコに対してのPR、認知度アップの為のセミナー、展示会出展等を前向きに行ってゆく。暦年では1万6508台となり対前年同期比1%増となった。予想外に伸び悩んだ。
人工芝特集
- 市場は約85億円
エクステリア資材として、人工芝の存在が急激にクローズアップされてきた。そのリアルな表情と質感は、ガーデン作りのプロがこぞって採用するレベルにまで達している。特にこの2、3年エクステリアルートで流通している人工芝の市場は急激に膨らみつつあり、今回のリサーチでは約5億円を超える市場に育ってきている。現在のところ、スポーツ施設系も入れた合計は約85億円と推計。
- 自然風人工芝そろいぶみ
自然風人工芝に対応しているのは新東サービス、ヤマト、タカショー、グリーンフィールド、おしゃ楽、花とみどり社、住友林業緑化、羽柴産業、ニッコーエクステリア、グローベン、オンリーワンクラブ、アストロ、積水樹脂の13社。自然風に加え、カラーターフ、遮熱ターフ、防草シート一体型ターフ等豊富なバリエーションを揃えているのは新東サービス。特に防草シート一体型は施工短縮化をはかった新製品。まもなくヤマトも発売予定。
- 化粧ブロック 上期横ばい、下期上昇
平成25年度の化粧ブロック上期は、対前年度比横ばいで動いた。ただ下期については、ようやく数字上で動きが見えはじめ、10月、11月の2ヶ月間は、4~5%増と好調に動き始めているようだ。昨年度の化粧ブロックの市場は、203億円で2%減。今年度は3%前後の伸びで、210億円ラインまで迫るものと期待できる。
- 舗装材市場は250億円
インターロッキングの推定市場は、130億円、平板で50億円、レンガが5億円、天然石で40億円、合算すると230億円内外となる。これに現場打ちを含めると、アスファルトを除いて250億円前後、その約80%が公共市場と推定され、住宅回りの舗装材は、総市場で約50億円となる。
- 金属製公共エクステリア1200億円市場に
平成24年度の公共エクステリアの内、フェンスは355億7000万円で対前年度比6.6%増と順調であった。シェルター他の12分野の総計は約772億円でフェンス分を合わせると約1125億円規模となった。
- T・プラン「青空コンセント」
T・プランは、全国初の太陽光発電を生かした小型電気自動車向け充電ステーション「青空コンセント」を発売した。同商品は、ステンレス柱の屋根に太陽光発電パネルを設置した充電ステーションで、強風対策としてパネル下方からの風を浮かして逃す“なびき機構”を採用(特許出願中)している。
- 全国EX工業会11月出荷統計
全国エクステリア工業会の平成25年11月の出荷統計は、総計191億7900万円で対前年度比5.8%増となった。ガーデンエクステリア146億2300万円で同6%増、テラスは29億3900万円で同4.7%増、両者を合わせた住宅エクステリアは、175億6200万円で同5.8%増、パブリックは16億1700万円で同6.1%増であった。
- タツミ「淡路瓦エクステリア」
タツミは、和風、洋風いずれにも対応できるいぶし瓦の透かしブロック「いぶしブロック」を製造。タイプは、溝無しタイプと溝有りタイプの2タイプ。溝無しタイプは、100角、150角の2種。溝有りタイプは、150角のみ。
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