8月31日 1257号ヘッドラインニュース
- 門扉減少が抱える問題
エクステリア材の中でその減少の歯止めがかからないのが“門扉”だ。門扉の10年間の推移は平成12年度の453億円を頭にして、平成18年度が微増したのを除いて下降を続けており、平成21年度は256億円と、10年前の57%に落ち込んでいる。それは、①オープン外構といわれるデベロッパー等の門扉不採用傾向②狭小地住宅が増加、門扉とのバランスが取りにくい。開閉がわずらわしい③予算的に削りやすい部分であるというのが主な理由だと思われる。
- ポスト、サイン、ライトの新製品--セキスイエクステリア
セキスイエクステリアは「エクステリア&ガーデンコレクション」の中でポスト、サイン、ライト等の新商品を発表している。注目されるのは、ポストの「フィット」。シンプルデザインで縦置き、横置き、重ねる、等シーンに合わせて多様な展開をみせ、なおかつリーズナブルな価格設定。一方ドイツ製ポスト「ラーディウス」はシンプルながら、丸いガラスのポイントがスタイリッシュ。また、「ソールズベリー」は、いかにもアメリカ的なラフさと実用性を感じさせる。
- タカショー 光の施工例コンテスト
タカショーは、第一回光の施工例コンテストを開催した。100点以上の応募作品の中から、グランプリ1点、準グランプリ2点、特別賞1点を決定。グランプリ作品はグリーンステージ、準グランプリ作品はリバーフォレスト,
内池工業、特別賞は坂井ガーデンプランニング。
- モダンウッドシリーズ--ディーズガーデン
ディーズガーデンは、門回りの木調装飾製品を拡充、「モダンウッドコレクション」としてまとめた。素材は耐侯性のあるFRP(繊維強化プラスチック)で、自然な木質感を表現している。今回新商品として登場したアイテムは、ディーズデコ「ポストカバー」「インターフォンカバー」。いずれも曲線を活かしたものとフラットなものの2種類のデザインを揃えている。
- 新素材でヒートアイランド対策--INAX
INAXは、8月4日、東京都中央区の同社桜橋ビル屋上で、ヒートアイランド緩和、ゲリラ豪雨対策をめざした「保水セラミック」の実験見学会を開催した。新素材は窯業用原料の廃土を利用し、同社の気孔制御技術によって作られたもので、60%が空気の孔。毛細管現象的構造で体積の60%を保水する。3日間の実験では、総降雨量44㎜に対し、最大21㎜を貯留、降雨後、蒸発を10日間持続した。
- ストリートプリントを出展--トミナガCo.
トミナガコーポレーションは、2010建設テクノフェア・ISAP道のテクノロジー展にアスファルトの再加熱工法・ストリートプリントを出展した。同工法はカナダから輸入の技術で、既存のアスファルト舗装を再加熱し、石畳やレンガ敷きのように仕上げることができる。
- リチウムイオンバッテリー採用工具--ボッシュ
ボッシュは、10・8Vリチウムイオンバッテリーを採用したバッテリーインパクトドライバーGDR10・8-LI型とバッテリードライバードリルGSR10・8-2-LI型を発売した。
- 10月7日に新商品展示会--オンリーワンクラブ
オンリーワンクラブは、10月7日、東京流通センターでONLY ONE EXHIBITION(オンリーワン新商品展示会)を開催する。新ブランドの“イーナ”も、ネームプレートとメールボックスを中心に特別展示される。会場では、ガーデンセミナー、エクスプラット活用セミナーを実施する。
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