7月20日 1254号ヘッドラインニュース
- EX・ゼネコンという世界
エクステリアの概念が近年、変化を見せてきている。それは、具体的商品、外の商品というイメージから“外の世界”という概念への変化を指すものだ。エクステリアはインテリアに対峙するものであり、決して商品を指すものではない。今後、その事に最も敏感であらねばならないのは、最前線にいる設計・施工店だ。それは、メーカー、卸業が果てしなく総合化の動きを示してきた中で、施工者の果たして何処が“総合”を意識した企業・業態たらんとしているかという大きな命題の一つでもある。
- 三協立山アルミ5月期決算
三協・立山ホールディングスの平成22年5月期の連結業績は、売上高2574億200万円と前年同期比7.3%減の減収となったものの、グループの構造改革のコスト削減によって経常利益33億9100万円(前年同期は93億3200万円の損失)、純利益20億4700万円(同192億4600万円の損失)と大幅増益となった。エクステリア建材は売上438億7400万円で前期比3.4%減、構成比は17%であった。
- 機能門柱2機種--YKK AP
YKK APは、電気自動車への電源機能を付加した機能門柱「エレポルト機能門柱1型」と狭小住宅向け「シンプルモダン機能門柱4型」を発売する。エレポルト機能門柱1型は、電気自動車の充電が可能な200V電源・200V電源用タイマーと、屋外電源として便利な100V用電源を標準装備、LED照明を内蔵。シンプルモダン機能門柱4型は、スリムでシャープ、機能門柱のすぐ後ろが建物となるような狭小住宅向け。
- 伸縮門扉「アルシャイン」リニューアル--TOEX
東洋エクステリアは、伸縮門扉の主力シリーズ“アルシャイン”をリニューアル、「アルシャインⅡ」として発売した。商品は6タイプで、同社の他の商品とコーディネートできるカラーを加えると共に、錠金具や回転止め金具を変更、操作性を向上させた。レール仕様は、センターレール、サイドレール、ノンレールの3タイプ。
- 第33回関東グランドフェア2010
ユアサ商事は、第33回関東グランドフェア2010を7月9日・10日、千葉県・幕張メッセで開催した。テーマは「クールアースチャレンジ!近未来の環境設計図、ここにあります」とし、環境ビジネスへの取り組みは継続している。エネルギーを「創る・貯める、省く、見える、改善する」をコンセプトにした「エコテーマゾーン」では工場、住宅、ビル、建築建設現場等の省エネ事例を紹介した。
- 平成22年度技匠の会定例会
平成22年度「技匠の会」定例会が7月7日、東洋エクステリア東京ショールームで行われた。
- 自由に曲がる光ファイバ--富士高分子
富士高分子工業は、コア材+クラッド層の複合品による、オール・エラストマーの側面漏光型シリコーン光ファイバ「オプティクリスタ/OptiCrysta LGR」を発売した。優れた導光性能により、端面から入光したLED光を、均一に、より遠くへと徐々に側面漏光させながら運び、高い柔軟性により自由に曲げる事が可能で、設計の自由度に貢献する。
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