5月16日 1533号ヘッドラインニュース
- 平成28年度新設住宅着工分析
平成28年度の新設住宅着工数は総数97万4137戸で前年度比5.8%増、その内、一戸建ては43万3727戸で3.7%増、前年度に続き2年連続で前年増となった。25年度が消費税増税前の駆け込みで2ケタ増、翌26年度が増税の影響を受けて大きく減少(一戸建てで17%減)した。27、28年は低金利効果を受けて回復に向かった。平成28年度下期の動きは10月以降徐々に伸長率を下げ29年に入ってから急に鈍化、また一戸建て比率が着実に下がってきているのも気になるところだ。
- 日本EX工業会パブリック出荷統計
日本エクステリア工業会による平成28年度のパブリックエクステリアの出荷額は、191億5940万円で対前年度比4.8%減となった。全体の市場の流れは平成27年度とさほど変わりはないが、全体的に厳しさが出ており28年度が上回った月は6月と8月の2ヵ月のみ。また、10月が極端に落ちている(同月比15.5%減)のが響いた。
- 第2回“みどりの就活”発表会--E&Gソリューション
E&Gソリューション、ユニマットリックは2月に続き2度目となる4月26日、業界向けの人材斡旋事業「みどりの就活」の発表・説明会を開催した。小松社長がE&Gアカデミーの変遷、同校の概要が説明された後、「本格的な人材不足の時代となりつつある現況から、業界を衰退させない為に主に新卒を対象に人材斡旋事業をスタートさせる」と述べた。
- ソーセキ「ランドペイブ」
ソーセキは、このほど、廃コンクリート、廃石材、陶器、瓦等を粉砕、ブロック用骨材として使用した舗装用特殊ブロック「ランドペイブ」を発売する。ランドペイブの特徴は、様々な廃材を自社工場で粉砕することで、その廃材の持つテクスチャーを活用できること。特殊型枠使用で縦長サイズから大判サイズまで様々な特注サイズに対応できること。
- 独立型オーニング--LIXIL
LIXILは、6月1日より公共空間向けの「独立オーニング」を発売する。特徴は①埋込仕様のほか、土間コンクリートにベースプレートで固定する省施工ベースプレート仕様も用意②キャンバスを閉めた状態で風速20m/秒の強度を確保③開閉は、ロープを引いて行う手動式(降雨時、降雪時はキャンバスを収納・全開すること)④本体カラーは4色。キャンバスは5種41色。
- ガビデガビシリーズ--ランド・イン
ランド・インは、石材とメッシュ籠を合体させた石垣システム「ガビ・デ・ガビ」を登場させているが、本年4月より側面を美しく見せる「化粧カバー」及びアーチ柱の下部に厚味と自然感を作る「ガビデ・ピラー」を追加発売した。
- アートウォール門柱--四国化成工業
四国化成工業は飾り塀スタイルの機能門柱「アートウォール門柱」を発売した。吹付リシン仕上(ブラック、アイボリー)に横長アクセントタイルを埋め込んだAタイプと同正方形アクセントタイルを埋め込んだBタイプがあり、サイズではW700×D150×H1510㎜のS型とW1200×D150×H1510㎜のW型があり全4サイズ。
先週のヘッドラインニュース
今月のヘッドラインニュース