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2月25日 1400号ヘッドラインニュース
カーポート関連特集
- 総台数33.1万台、前年比2.8％増
平成25年のカーポート出荷台数は33万650台で対前年比2.8％増となった。金額ベースでは455億2000万円で対前年比6％増と順調に推移した。台数トップは、片流れプラスチック屋根付が16万6790台で構成比50.5％、次いで、両支えプラスチック屋根付が9万1570台で同27.7％、折板屋根仕様は6万1660台で同18.7％、上吊りは1.7％、片流れ屋根なしは1.4％と最下位に沈んだ。 - 片流れ屋根なし４７００台で15％減
平成25年の片流れ屋根無し（波板仕様）の総台数は、約4700台で対前年比14.5％減となった。金額では3億円で17％減。分野構成比は台数で1.4％、金額で0.7％。昨年よりさらに構成比を下げた。同分野は価格帯が最も低いことから関東以西の主に量販店が主体と見られる。 - 片流れ樹脂屋根付16万6800台で横ばい、分野比50.4％
片流れプラスチック屋根付の総出荷台数は、約16万6800台、金額では、133.4億円で、0・.％減、ほぼ横ばいとなった。台数における構成比は50.4％。片流れ屋根無しの1.4％、上吊り片流れの0.6％を加えて、52.4％となり、片流れが過半数以上を占めている。一方、金額ではこの分野は29.3％と過半数を割り、先の2分野を入れても30％にしかならない。 - 両支えプラ屋根台数９万1600台で4.6％増、金額150億円、7.1％増
両支えは、プラ屋根、折板屋根、上吊りの3分野に分けられる。プラ屋根付は、9万1570台で対前年比4.5％増。折板屋根仕様は、6万1660台で10.1％増、上吊りは3810台で15％増でいずれの分野も増加した。合わせて、15万3610台で対前年比4.5％の増加となった。金額では、プラ屋根149億2000万円（同6.1％増）、折板屋根は155億7000万円（同11.5％増）、上吊り両支えは8億7600万円（14.3％増）。合算金額は313億7000万円で対前年比9％増となった。 - ワイド金額で２３３億円で50％市場
複数駐車のいわゆるワイド型は、2台駐車用が8万7000台で約4.5％増、トリプルは、4000台で7％増。トータルで9万1000台となった。金額面ではダブル（2台駐車）が218億4000万円（プラ屋根81億1000万円、折板屋根137億3000万円）で前年比11.9％増。トリプルは15億円（プラ屋根11億8000万円、折板屋根3億2000万円）で前年比13.5％増といずれも2ケタの伸びを見せた。 - 上吊りも好推移、前年比23.２％増
上吊りタイプが昨年から下げ止まり、上昇を示し、昨年に続き今年も市場アップした。台数では、片流れが1930台で46.2％もの上昇を見た。両支えは3810台で14％増、合わせて5740台となり同23.2％の増加となった。上吊りの構成比は台数で1.7％。金額では、両者合わせて約12億円となり2.6％となった。 - 折板屋根仕様６万1600台、10％上昇
折板屋根仕様分野は、北海の地場メーカー分を除いて6万1600台となり、前年比10％増となった。分野比は18.6％、金額比は何と34.2％となった。やはり、積雪対応商品としてしっかり根付いたといえる。金額では155億7000万円。北海道内メーカーの9億6000万円分を含めると165.3億円となる。 - 積雪対応 伸長率最大28％増（台数）
積雪対応商品の分析を行うと、片流れ50㎝対応が3400台、同100㎝対応が130台、合わせて3530台（台数シェアは、1.1％）、両支えは、50㎝対応9500台、100㎝が4万2000台、150㎝対応が1万800台で合計62300台となり台数シェアは19％、片流れを含めると約20％が積雪エリアを対象とした商品ということが解った。総台数は6万5900台となり対前年比28％も伸ばしたことになる。 - ガレージ 全国２.１万棟まで回復
日本屋外収納ユニット工業会の統計による、鋼製ガレージ（自動車車庫）の棟数は、平成22年度から上昇に転じ、平成25年度は、2万棟を上回るまで回復する見込みだ。特に震災以降の23年度～24年度に、対前年度比12.4％増、12.3％増と好推移。平成25年度も10％内外の上昇を見せる見込みだ。予測数字は、2万1000棟。ガレージ大国といわれる北海道では、6130棟で対前年比4.6％増となっている。総金額では約23億円。 - 北海道のガレージ・カーポート市場は約41億円
平成25年の北海道のガレージ・カーポート市場は約41億円（8％増）と推計される。内訳はガレージ約56％、スチール製カーポート23％、アルミ製カーポート21％。近年アルミ系エクステリア総合メーカーが150㎝相当、200㎝相当の豪雪地対応カーポートの品揃えを充実させてきており、その構成比がスチール製カーポートに迫ってきている。