6月5日 1329号ヘッドラインニュース
- ブロック系企業 個性化鮮明
近年、ブロックメーカーの様相が変わってきた。セメント系のブロックを担いでのスタートは同じであっても向かう方向性にかなり独自性がはっきりしてきた。これらに先べんを付けたのはニッコーエクステリア、ユニソングループで、ガーデン資材の総合企業への道を辿りはじめている。最近になって全国域メーカーの東洋工業は、化粧ブロックの複合化への動きを表わにすると同時に素材に拘わらない開発への意欲を示してきている。
- LIXILエクステリア代理店年次大会
LIXILは、5月25日、横浜市西区の「横浜ロイヤルパークホテル」において、「全国LIXILエクステリア代理店年次大会」を開催した。今回の代理店会は、TOEX、新日軽、トステムが合体して第一回目のEX代理店会。全国から新体制代理店57社が参集、同社の経営方針、営業カンパニー報告、EXTルート統括部報告が行われ、結束を呼びかけた。
- キューブタイプ普及型登場--マチダCo.
マチダコーポレーション)は化粧ブロック4種を発売した。「ユーキューブサターン」は、極細ラインの繊細な表情をもち、回転施工が可能なキューブタイプ。「ワイルドストーンR」は段差をつけたスプリット表情をもち、施工すると独特な凹凸模様を表現できる。 「フィドルR」は1Lと5Lの2種類のリブブロック。「マッキンレーR」は長辺が490㎜の大判サイズ。従来のマッキンレーA3をリニューアルしたもので、表情を切削から面取り加工に替えた。
- ユアサ商事23年度業績
ユアサ商事は、5月22日、炭協会本部会総会を開催した。 23年度売上げは、3967億3200万円で、対前年同期比11.5%増、経常利益67億1400万円(同43.1%増)。セグメント別の建築・エクステリア部門は、433億5600万円で、前年同期比4.4%増、セグメント比は10.9%。同分野では公共系のスチール関連が減少したもののフェンス、カーポートのアルミ系エクステリア商品並びに物置などのユニット商品の販売が好調に推移した。
- 全国EX工業会4月出荷統計
全国エクステリア工業会の平成24年4月の出荷統計は、総計156億2700万円で、対前年同月比8.1%増と再び増加に転じた。ガーデンエクステリアは、118億5000万円で同6.3%増、テラスは、25億6000万円で同14.2%増、パブリックは、12億1700万円で同13.7%増であった。テラスを含めた住宅エクステリアでは、144億1000万円で7.6%増であった。
- 4月の新設住宅
4月の新設住宅着工戸数は7万3647戸で前年同月比10.3%増、3か月連続の増加となった。利用関係別では、持家2万4137戸、同2.5%増、貸家2万5823戸、同16.5%増、分譲住宅2万2969戸、同13.0%増、うちマンションは1万3734戸、同27.0%増、一戸建9147戸、同2.8減。
- 窓用ルーバーリニューアル--三協アルミ社
三協立山 三協アルミ社は、日射遮蔽・通風・採光等の多機能性を追求した目隠しルーバーをリニューアル。「エコ面格子Ⅱ」(面付)は、面格子の防犯性にブラインド機能を追加、防犯性を加えた。「ポリカタイプ」(面付)は、パネルに半透明のポリカーボネードを採用した目隠し固定ルーバー。「アイフェードⅡ」(枠付)は用途に合わせて選べる目隠しタイプと日除けタイプの2種がある目隠し固定ルーバー。
- 住宅用ガレージドア--三和シヤッター工業
三和シヤッター工業は、米国ウェインダルトンブランドのパネルを使用した住宅用ガレージドア「キャンディⅡ」を発売した。 ウ社製のウレタン充填パネルは、従来品と比べて優れた静粛性と質感を実現、①アメリカンテイストのカジュアルな外観②4つの規格サイズ③高い安全性が特徴。
- 全国エクステリア工業会新会長に田嶋氏
金属系総合エクステリアメーカーで構成する全国エクステリア工業会の新会長に三協立山 三協アルミ社の事業役員、エクステリア事業部長の田嶋優氏が就任した。
- ネオカットウッドに新色--髙儀
髙儀ネオカット事業部は、同社の“ネオカットウッド”(軽量樹脂板材)に、「ライトオーク」「アイボリー」の2色が追加発売した。サイズは、幅140×厚さ15×長さ2000~2010㎜。これで全4色となった。
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