3月6日 1319号ヘッドラインニュース
- 平成23年都道府県別着工動向①
平成23年の新設住宅着工数は、83万4117戸で、対前年比2.6%増と2年連続の増加となった。県別に見ると、全国47都道府県の内、半分近い23県が対前年を下回っている。大票田の東京、神奈川、大阪、福岡等が伸び全体を支えた。減少率では、福島県が16.2%減と原発事故の影響を如実に物語っている他、実数面では、千葉県が大きく数字を下げた。こちらも地震の影響が濃い。
- 福島県ブロック建築技能士会がブロック講演会
福島県ブロック建築技能士会は、2月29日、郡山市の「郡山ユラックス熱海」大会議室において「東日本大震災に見るブロック建築の被災状況とその教訓」と題した講演会を開催した。講師は、独立行政法人国立高等専門学校機構小山工業高等専門学校建築学科准教授の川上勝弥氏。川上准教授は、東日本大震災の全容、コンクリートブロック造建築の状況、ブロック塀の状況をパワーポイントで示し、地震被害からの指摘事項、安心なブロック塀、基準と規準、配筋、かぶり、施工ポイント、モルタルの調合・製造、耐用年数、瑕疵などについて説明。
- E&Gアカデミー東京校卒業式
E&Gアカデミー東京校の卒業式が2月24日に行われ、14名が業界の戦力として旅立った。卒業生一人一人に、古橋宜昌学長から卒業証書と“エクステリア&ガーデンデザイナー認定書”が手渡された。古橋学長は、「これからは生徒という立場から業界の仲間として付き合って欲しい。お互いに“美しい街並み 環境作りを目指”して頑張りましょう」とエールを送った。
- 協栄ジェネックスとTMCが資本提携
協栄ジェネックスとTMC(丸栄工業、トーシンコーポレーションのエクステリア・建材卸部門が合体)は、本年4月1日付で両社相互間の株式譲渡による資本業務提携を実施することを明らかにした。
- 20ヶ月連続前年比増、ガーデン好調8.1%増--全国エクステリア工業会1月の出荷統計
全国エクステリア工業会の平成24年1月の出荷統計は、総計119億5700万円で対前年同月比5.2%増となり、20ヶ月連続で対前年実績を上回った。ガーデンエクステリアは87億3400万円で対前年同月比8.1%増、テラスは16億9700万円で4.1%増、両者を合わせた住宅エクステリアは104億3100万円で同7.4%増となった。パブリックエクステリアは15億2600万円で8%減であった。
- 1月の新設住宅着工
1月の新設住宅着工戸数は6万5984戸、前年同月比1.1%減、5か月連続の減少となった。利用関係別では、持家2万1687戸、同2.7%減、貸家2万4256戸、同1.1%増、分譲1万9813戸、同0.5%減、うちマンションは1万167戸、同2.6%減、一戸建9594戸、同2.3%増。
- RIKCAD21Ver.6発売--リック
リックは、エクステリア・外構・造園設計専用3次元CADシステムの最新バージョン“RIKCAD21Ver.6”を6月6日に発売する。最新のOSやハードウェアに対応するため、基本システムを全面更新。さらに、ユーザーからの徹底的なリサーチによる100項目以上の機能追加、改善をしている。
- SAKURA+PROJECT活動に参加--淀川製鋼所
淀川製鋼所は、東北復興支援として、東北に1000本の桜を植樹し、新たな名所づくりを目指す「SAKURA+PROJECT」の活動に参加する。賛同企業の対象商品の売上の一部や個人・団体からの寄付金をもとに東北の被災地に桜を植樹するもので、市民・企業・NPOが一体となって、被災地の内外に笑顔・元気・つながりを生み出すことを目的としている。
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