12月26日 1558号ヘッドラインニュース
2017 EXTERIOR TOP 10
- 宅配危機──ポストが変わる
宅配業における人手不足や過重労働が問題にになる中、一戸建用ポストに変化が現れてきた。宅配便を収納可能な大型の宅配ポストに注目が集まった。これにより、各エクステリアメーカーの大型ポストへの参入が相次いだ。この流れは今後も続くと予想される。*
- 初穂商事がアイシンを買収
3月30日、アイシン(高槻市)と初穂商事(名古屋市)の間で資本業務提携に関する基本合意が締結された。初穂商事が段階的にアイシンの株式を取得、将来的にアイシンを子会社化することになった。初穂商事は中部地区を主体にエクステリア事業を展開、営業エリアの拡大と取扱商品の拡充を求めていた。
- 日本庭女子会「にわとわに」発足──女性エクステリア設計者団体
ガーデン&エクステリアの女性設計者を中心に、マテリアル、流通も含めた女性の団体が11月28日、本格稼働を開始した。現在、会員は約20名。生活場面を支えている女性の感性や視点にポイントを置いた設計や提案で、もっと暮らしやすく快適な空間を創ろうとしている。
- グランド工房、横浜に店舗開設
グランド工房が平成29年1月に17店舗目の出先を横浜市に開設した。市場性の割には専門店の少ない関東エリアでの意を決しての進出だ。これによって周辺の専門店にも相乗効果が生まれると期待する向きもある。「やらねばならぬ」という熱い思いに周囲の期待は大きい。
- LIVNEXがそとや工房買収
そとや工房は、LIVNEXに全株式を譲渡、エクステリアの事業会社としてスタートした。LIVNEXは、ポストや宅配ボックスメーカー・ナスタの親会社で、これにより、ナスタ、ヘルシーホーム、コーライフ、オッタに、そとや工房が加わり、5社を傘下に持つことになる。
- JEXA交流キャラバン全国9地区で終了
昨年4月から、全国の設計者の声を聴こう、と開始された同キャラバンは、関東、九州、甲信越、関西、中京、東北、北陸、中四国、北海道を巡回し、延べ約250名を動員、一巡目を終了した。今後は設計者主催による初の全国設計コンテストが企画されており、来年から募集を開始する。
- プール付住宅登場
ドリームガーデンは、水戸市内最大の全819区画ある「常磐の杜ニュータウンの16区画を「アロハプールビレッジ」としてプロデュース。プール付住宅の販売を開始。エクステリアと住宅の一体化が進む。
- H29年度4~9月、住宅EX3.3%増
平成29年度上期の住宅エクステリアは1089億円で3.3%増となり、昨年の0.3%増を上回った。一方、新設住宅着工戸数は上期で総数0.7%減、一戸建で1.6%減と落ち込んでいる。下期の住宅エクステリアはこれを受けて、幾分下降気味に動くものと予想され、通年では1~2%程度の伸びに留まるものと予測される。
- 「みどりの就活」──合同企業説明会開く
E&Gソリューションは、6月6日に緑の仕事合同企業説明会「みどりの就活フォーラム2017」を開催した。初の試みで学生108名、企業18社が参加した。その結果、10月2日、合同内定式が行われ、その時点で4名の内定者が決定、内定証書が授与された。次期につながるものと期待されている。
- ライティングマイスター5000人突破
タカショーは、4月、タカショーガーデン&エクステリアライティングマイスター制度研修会の受講が2000社、5000名を超えたと発表した。同制度はプロの養成を目的に進められ、照明市場の拡大にも貢献している。
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