9月29日 1466号ヘッドラインニュース
ライフスタイルエクステリア特集
- 魅力の空間創りに進化させる
平成26年度のライフスタイルエクステリア市場は昨年同様8分野の総市場を算定した。合計738億円で対前年度比は、2.8%減となった。テラス・バルコニーの様な歴史のある製品と、その後に出てきた商品群では当然、今後の伸び代が変わってくる。ウッドデッキ、ガーデンルームは社会的認知がされつつあるが、オーニングやガーデンファニチャーはまだこれからであるし、今回全体市場に含めなかったが、人工芝、庭園灯等の照明関連、食の世界に一歩踏み込んだガーデンキッチン関連、まだまだニーズの広がりは期待できる。
- 総市場345億円--テラス・テラス囲い
平成26年度のテラス・テラス囲いの総市場は、344億9000万円で前年度比0.1%減でほぼ横ばいとなった。テラスは250億8000万円で0.2%減、テラス囲いは94億1000万円で0.1%増、どちらも横ばい基調であった。
- バルコニー80億円、13.2%減
昨年、下げ止まった感のあったバルコニー、26年度は、13.2%減の80億円となった。これまでかなりの数の設置が見られリフォームへの対応に注目されるものの、市場のシュリンクには歯止めがかからない状況だ。
- ガーデンルーム前年度比0・2%増
ガーデンルーム市場はコンサバトリー(1.3億円)を含めて44億6000万円で、前年度比0.2%増と微増であった。
- ウッドデッキ(人工木)162億6000万円、2%減
ウッドデッキの総市場は、人工木が162億6000万円で前年度比2%減、天然木22億7000万円で同11.3%減と両者とも減少した。両者を合わせると185億3000万円。
- オーニング総市場42億円、6.2%減
平成26年度のオーニングの出荷実績は、42億円で対前年度比6.2%減であった。2年連続の上昇も、26年度は他の分野同様下降に転じた。
- ガーデンファニチャー41.2億円で横ばい
ガーデンファニチャー市場は41億2000万円で前年度比横ばいであった。住宅用は約13億円で、約32%。ライフスタイルの変化によって個人用のウェイトは高くなるものと予想できる。
- ライティング施工マイスター制度研修会スタート
タカショーは、ライティングマイスター認定店や、その委託先で、実際にタカショーのライティング施工に携わっている人を対象に、“ライティング施工マイスター制度研修会”を、9月29日に東京都内で実施。同催しは、12月7日の広島会場まで全国8会場で開かれる。東京会場では、約100人が受講。
- エクステリア研究会定例会
エクステリア研究会は、9月16日、大阪で定例会を開催。会場は、加盟企業の東万が手懸けた“グラスハウス”のカフェレストラン。当日の議題は、①職人の認定制度とE研のホームページ②決算と今後の活動方針。
- ユアサ商事グランドフェア大阪
ユアサ商事は、9月18日・19日の2日間、インテックス大阪で、産業とくらしの“グランドフェア2015”を開催。来場者目標は1万2700人(全国計6万1700人)。受注高目標は220億円(同1131億5千万円)。
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