8月11日 1460号ヘッドラインニュース
- 夏季記者座談会
新設住宅回復基調、下期に期待高まる/新設着工6月総数で16.3%増、一戸建4.9%増/ライフスタイルを変える新分野に着目/人材育成の課題に向かって/ヒートアイランド対策協議会/ハードルを越えて専門店化
- 宅配ポスト+大型ポスト特集
宅配ボックスは、マンション向け商品として普及。様々な機能をもった商品が開発されている。戸建用の宅配ボックスは、十数年前に登場したが、宅配業者の再訪問で荷物を受領する生活スタイルが定着。不在時に荷物を受け取る利便性と商品価格との間にギャップがあり、普及への高いハードルになっている。そこで、開発されたのが宅配ボックスとポストの機能を兼備した宅配ポスト。受領時の認証システムをもった同商品が、エクステリア商品として一定の居場所を確保できるかどうかの可能性を探る。
- 住宅用門扉・フェンス:27年上期前年比8.9%減
平成27年上半期の住宅用門扉・フェンスの市場は、416億600万円で対前年同期比8.9%減となった。一方、4~6月の年度4分の1期では218億7300万円となり前年同期比4.1%減と幾分回復基調となってきている。5月については約68.9億円でこの4年間で最も低い数字となったものの逆に6月は約76.3億円で4年間で最高額となった。特にフェンスが5.8%増と7ケ月ぶりに前年増となり一応安堵感を得た。
- 物置・ガレージ:屋外備蓄用途の伸び期待
日本屋外収納ユニット工業会(加盟5社)の出荷実績は、鋼製物置・小型物置の合計で、前年比5.7%減の47万9587棟。国内アウトサイダー(非加盟メーカー)と海外製品を含めると、年間54万7000棟が出荷されたと推定される。鋼製物置にしても、新築着工の落込み幅との比較では、10.7%ポイント低く、新築申請のデータと物置を購入する時期とのズレを勘案するとしても、新築に左右されない需要が育ちつつあると推定される。屋外での備蓄という考えが、広まったことで、自治体や企業でのニーズが高まり、市場を押し上げている。
- カーポート:4月~6月は23.2%減
カーポートの出荷量(全国エクステリア工業会データ)は、4月~6月の第一四半期で、1万2746棟。前年同期は1万6587棟だったので、23.2%の落ち込み。月別でみると、4月は前年の5561棟に対し5269棟で17.3%の減少。5月は、同様に5323棟に対して3504棟で34.2%の大幅なマイナス。6月は5703棟に対し4033棟で29.3%のマイナス。
- 舗装材新製品
コンクリート系舗装材は、6社、17品目が発売された。東洋工業、ユニソンが各5品目、マチダコーポレーションが3品目、福島シービーが2品目、久保田セメント工業、森ブロック工業が各1品目であった。タイルは4社9品目、大型、木目、石目揃う。天然石は、6社、10品目が新たに登場した。
- タカショー ガーデン&エクステリアフェア
タカショーは、7月29日、30日の2日間、東京流通センターで“タカショー ガーデン&エクステリア2015”を開催。テーマは“暮らし方も工法も ガーデン&エクステリアは 未来志向へ”。全国から昨年を20%上回る3600人が来場。
- ファミリー庭園 事業方針発表会
ファミリー庭園は、8月4日、業務提携先を含めた全スタッフと主要取引先が集う“ファミリー庭園総会(事業方針発表会)”を大阪市内のホテルで開催、75人が参加。27期の売上げは21億円で、昨年比6.7%減。外構事業13億2000万円、EC・ユニット事業7億2000万円、水まわり事業6000万円だった。
- 日本ヒートアイランド対策協議会発足
日本ヒートアイランド対策協議会は、7月22日、東京都港区南青山の“リビエラ青山”において「日本ヒートアイランド対策協議会」の設立記念パーティを開催した。挨拶にたった高橋利朗理事長は「会員の増強を図りながら少しでもヒートアイランドといわれる環境温度の上昇を抑制するために皆様と協力して活動・PRを行って行きたい」と述べた。
- 日本ライティングコーディネート協会懇談会
)日本ライティングコーディネート協会の総会及び懇談会・懇親会が、6月26日、東京・新宿「京王プラザホテル」で開催された。懇談会では、協会役員、賛助会員(メーカー)、アドバイザリースタッフ(照明デザイナー)、顧問等が一堂に会し、それぞれの立場で意見交換を行った。
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