6月9日 1453号ヘッドラインニュース
- 平成26年度新設住宅着工統計
平成26年度の新設住宅は、総戸数88万390戸で対前年度比10.8%減、うち一戸建総戸数は40万9168戸で同17%減となった。明らかに消費税増税の反動と見ることができる。一方、エクステリア関連は公共が0.7%増と保ったものの住宅では1.8%減と下降を余儀なくされた。下降率が少なかったのは、雪害特需、アフターセット比率の増加がその要因だと考えられる。下期の一戸建てが17%減で推移している現況から見て、エクステリア市場の一般への啓蒙、特に既築を対象としたアフターセット商品の強化は大命題となってくることは間違いない。業界全体の意識の変革が求められる。
- LIXILエクステリア代理店年次大会
LIXILは、5月22日、北海道ニセコ町の「ヒルトンニセコビレッジ」において「LIXILエクステリア代理店年次大会」を開催した。感謝状贈呈式の後、ジャパンカンパニーの白井春雄社長は「今後は新分野等に視野を向けながら価値創造を目指し、より本物の営業を目指して行きたい」と挨拶。続いて今後の開発・営業の方針発表を行った。出席代理店は45社。
- 機能ポール「セレージュ」--三協アルミ社
三協アルミ社は、機能ポール「セレージュ」を発売した。同製品は、専用のアクリル製表札により、スタイリッシュな意匠を表現した必要アイテム(表札、ポスト、インターホンなど)装備の機能ポール。特徴は、①正面に大型の表札を備え、ポスト、インターホンなど、エントランスに必要なアイテムを1つに集約することで利便性の向上を図り、さらにデザイン性の高い意匠を表現した②3デザイン、4色の組み合わせから選べる。
- 全国EX工業会4月出荷統計
全国エクステリア工業会の平成27年4月の出荷統計は、総計171億6800万円で対前年同月比90.1%と6ヶ月連続で減少した。 ガーデンエクステリアは、131億800万円で同10.3%減、テラス27億5100万円で同13.4%減。両者を合わせた住宅エクステリアは、158億5900万円で同10.9%減となった。パブリックは13億1000万円で3.8%増であった。
- 全国18ヶ所でセミナー開催--オーセブン
オーセブンは、新バージョン「eE─CAD11」の納品を6月より順次開始。また、おりしも同社設立20周年の年でもあることから、「発売記念&20周年特別企画」を立ち上げ全国的に展開する。今回は、特別講演として、そとや工房の北居伸夫氏を招き「そとや工房の経営力UPプログラム」として、その独創的な経営手法が語られる。
- 住宅リフォーム事業者団体に--ベターライフリフォーム協会
ベターライフリフォーム協会は、昨年、国交省が住宅リフォーム事業者団体登録制度を施行したことを受け、団体名称を変更、また、定款の一部を改訂し、この度登録業者となった。
- 第46回ストアフロントコンクール--昭和フロント
昭和フロントは「第46回ストアフロントコンクール」受賞作品を発表した。今回は応募総数1505件を数え、「店舗建築部門」「一般建築部門」では、デザインや建物全体との融合などを中心に、前回から新設された「アイディア部門」ではアルミ形材の可能性を拡げる魅力ある作品かどうかをポイントに審査がおこなわれた。グランプリ受賞は「リベラーラつくば研究学園店」。
- 第2回震災対策技術展
6月4・5日の二日間、グランフロント大阪のコングレコンベンションセンターで第2回「震災対策技術展」が開催された。出展は、114社・団体、約500品目の災害対策商品が展示された。
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