4月29日 1407号ヘッドラインニュース
- 春の新製品Ⅰ
リビングエクステリア系の大型商品への対応を図っているのは、三協アルミ、四国化成工業、タカショー、LIXIL、YKK APの5社。その中心となるのは、カーポート、テラス・テラス囲い、ガーデンルーム。今年も各社それぞれの特徴を出した商品がラインアップした。カーポートは、耐積雪対応とワイド(複数台駐車用)、さらにはデザインの独自性追求。テラス・テラス囲いは、デザインと機能性のチャレンジ、ガーデンルームは耐強度と施工性。流通にとってはどれも魅力ある新製品。今年の中味は濃いという印象だ。
- 西日本シコク会合同総会
四国化成工業は、4月14日、大阪市内のホテルで、西日本シコク会合同総会を開催。北陸・近畿から九州まで、主要代理店が参加した。代理店を代表して近畿・北陸シコクエクステリア会会長の井上和雄氏が「駆け込み需要の混乱の中、納期が遅れることなく、市場の変化に一早く対応し、新たな顧客をつかむチャンスを生かした。私たちは、売上は好調だったが、何かをしたわけでなく、仮需に勘違いしないようにしたい」と挨拶。
- 中京エクステリア協会総会・全体会議
中京エクステリア協会は、26年度総会・全体会議を、4月15日、名古屋市内のホテルで開催した。堀尾会長は「消費増税による駆け込みの余波は6月以降にあるかもしれませんが、中・高所得者が顧客の中心なので、大きな落ち込みはないと思っています。当協会も、二年目を迎え、中味をより良いものにし、全会員にメリットを感じてもらえる活動を推進します」と挨拶。
- 三協アルミ・静岡展示会
三協アルミ社は、4月5日、静岡市駿河区の「ツインメッセ静岡」において「三協アルミ2014新商品展示会」を開催した。今年も、門まわり、車庫回り、リビング関連エクステリアの新商品が会場に展示され、同エリアの施工店等プロ流通、約1600名が来場した。
- EX商品開発方針、新商品概要--LIXIL
LIXILは、4月11日、東京ベイ有明ワシントンホテルで「エクステリア商品開発方針および2014年新商品概要」の記者発表を行なった。開発方針については上席執行役員エクステリアBU長小林秀樹氏が、全社方針の中でのエクステリアの役割をあげ、すでにエクステリアはビジョン実現に不可欠な構成要素であることを述べた。
- 3社合同の新製品内覧会--四国化成、東洋工業、田窪工業所
四国化成工業・東洋工業・田窪工業所の3社は“2014新商品内覧会”を、4月18・19日の2日間、四国化成R&Dセンターの特設会場で開催。2日間で約600人が来場した。
- アルミシステム塀を強化--四国化成工業
四国化成工業は、アルミシステム塀「アートウォール」に新タイプ「アートウォールmodern(モダン)」と同「アートウォールseed(シード)」に新アイテム追加を行い。独自の外構システムを充実させた。モダンはアルミ製の板塀タイプでカラーバリエーションが充実。シード(塗り壁タイプ)には、デザインの変化に対応するアクセント部材(ライン、表札ベース、パネル、飾り柱、門柱ユニット等)を追加した。
- 水回り製品を充実--ニッコーエクステリア
ニッコーエクステリアは、水回り関連商品の充実を図った。今回発売の水回り製品は、ガーデンシンク、ガーデンテーブル、シャワープレイス、立水栓ユニット、雨水タンクの5分野、9品目。
- 統一感重視の外構シリーズ--YKK AP「ルシアス」
YKK APは、トータルデザイン外構「ルシアス」シリーズを4月21日付で発売した。門扉、フェンス、ポストユニット、跳ね上げ門扉の4商品からなるシリーズで同社の玄関ドア「スマートドア ヴェナート」をつなぎ、統一感のある住宅外観を演出できる。門扉17デザイン、ポストユニット17デザイン、フェンス10デザイン、跳ね上げ門扉8デザインから選べ、オープン、クローズを問わず、モダンから和洋折衷までの幅広い住宅外観に対応する。
- 外付スクリーン性能アップ--LIXIL
LIXILは、簡易外付スクリーン「スタイルシェード」をリニューアル、5月1日付で発売する。今回は、生地の目をより細かくしたことで、窓から入る太陽熱を従来の5%アップの83%カット、冷房の使い過ぎを抑え、年間最大約19%も節電できる試算となるほか、室内での熱中症対策にもなる。紫外線も最大90%カット、室内での“うっかり日焼け”対策に効果的。冬場はシェードをオープン、日差しを取り込むことができる。
先週のヘッドラインニュース
今月のヘッドラインニュース