2月26日 1359号ヘッドラインニュース
カーポート関連特集
- 台数9%増32万1600台、金額429億円35%増
平成24年のカーポート出荷台数は、32万1600台で対前年比9%増となった。金額ベースでは429億4000万円で対前年比35%増と飛躍的に増加した。全体の市場を押し上げたのは、両支えのバリエーションが増加したこと。
- 片流れ屋根なし5500台で3.3%減
平成24年の片流れ屋根無(波板仕様)の総台数は、約5500台で対前年比3.3%減となった。金額では、3億6000万円で2.7%減。分野構成比は、台数で1.7%、金額では0.8%。
- 片流れ樹脂屋根付16万7600台、金額134億円で2%減
片流れプラスチック屋根付の出荷台数は約16万7600台で、対前年比7.4%増となったものの、単価が下降してきていることから金額面では134億円と3億円(約2.2%)程度市場を下げた。台数における構成比は、51.5%、金額面では、31.2%と大きく下落した。
- 両支え台数11.2%増、金額280億で62%増
両支え全体の数字は、プラスチック屋根が8万7600台で対前年比8%増、折板屋根仕様が5万6000台で同17%増、合わせて14万3600台で11.2%増となった。金額では、プラ屋根140億円、折板屋根140億円で合計280億円となり、前年対比で62%増、構成比では65.3%となった。
- ワイドタイプ伸びる200億円市場
ワイドについては、2台用が8万3250台で12.5%増。トリプルは3770台となり20%増。トータルで8万7000台。2台用の市場は金額で195億円(プラ屋根74億円、折板屋根121億円)。3台用は、プラ屋根2930台、折板屋根840台。総金額は12億2000万円。
- 上吊り4660台で28%増
これまで下降の一途を辿っていた上吊りタイプがようやく上昇した。片流れが1320台で10%増、両支えが3340台で37%の増、合わせて4660台28%増となった。
- 折板屋根仕様5.6万台22%増
折板屋根仕様分野は5万6000台となり、北海道市場分、スチール製を除いて、22%増となった。道内分のものを入れると約5万8000台で、21%増。金額面では139億6000万円で、分野別金額シェアは、32.5%までアップした。
- 積雪対応5万1400台で9.3%増
積雪対応は、道内メーカー品を除いて5万1400台。50㎝対応は、6500台、100㎝対応が3万5800台、150㎝対応は9100台。2m対応は150㎝に含めた。積雪対応商品は、全体の16%にあたる。
- ガレージ1万9400台で11%増に
ガレージ市場は、1万9400台となり昨年対比11%増となった。その内北海道分は5900台で約31%を占める。金額ベースでは、約71億円で13%程度上昇した。内北海道分は32%の約22億5000万円。道内では金額で22%増となった。
- 北海道 カーポート、ガレージ市場は38億円 15%増
北海道のガレージ、カーポート市場は約38億円(15%増)と推計される。ガレージの取替え時期が継続していることに加え、豪雪が重なったことが需要を押し上げた。金額ベースでは約58%がガレージ、スチール製カーポートが24%、残りがアルミ製カーポート他という構成比。
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