12月25日 1352号ヘッドラインニュース
2012 EXTERIOR TOP 10
- 日本建築ブロック・エクステリア工事業協会 公益法人へ
日本建築ブロック・エクステリア工事業協会は10月に公益法人認定通知を受け、平成25年4月1日から「公益社団法人日本エクステリア建設業協会」としてスタートする。新団体への組織変更は、協会にとって活性化と会員増強のチャンスとなり、会員の期待は高まっている。
- 平成23年度住宅エクステリア対前年度6.6%増
全国エクステリア工業会発表によると、平成23年度の住宅エクステリア(ガーデンとテラスの合計)出荷は1606億円で対前年度6.6%増となった。住宅着工の回復と震災復旧、台風特需に支えられたことが大きく、特に東北でのフェンス需要の伸びが効いている。
- 平成23年度 物置10.8%増
平成23年度の物置は、日本屋外ユニット工業会の出荷実績約46万棟と国内アウトサイダと海外製品を含めると約52万棟で前年度9.5%増となった。同工業会データによると、同10.8%増。前年度比増となったのは、平成12年度以来のこと。
- タカショー エクステリア分野へ力点
タカショーは、エバーアートウッドを使用したカーポート「アートポート」などを発売。これまで以上にエクステリア分野へ力点を置いている。また、10月には全国エクステリア工業会の要請を受け、同会に加盟、総合エクステリアメーカーへの動きを強めた。
- Gライググループ Gテリアとしてスタート
Gライググループは、10月1日、同社と事業会社6社(アイメル渡喜、アイエクス、フレックスリビング、ナニワエクステリア、フレックス瀬戸、フレックス九州)を統合、Gテリアとしてスタートした。営業拠点は6支社37支店となる。エクステリア専業問屋としては最大規模。
- 四国化成工業 システム塀発売
四国化成工業は、フェンス施工と塗り壁を合体させたシステム塀「アートウォール」を発売。軽量化とブロック塀では表現しにくい自由な意匠性、簡単施工が特徴。従来の塗り壁の常識をくつがえす画期的なシステム塀として注目されている。
- 総合エクステリア展示会 5会場で開催、合計で入場者約6万人
平成24年度上期の総合エクステリア展示会は、長野、東京、福岡、大阪、名古屋の5会場で開催され、合計で約6万人の入場者を集め、前年の約2.6%増となった。
- 床や壁へのデコレーション対応始まる
床や壁へのデコレーションが注目されている。TAKAOは、石板による床装飾に対応した「ユカ・デ・コレ」シリーズを発売。床材に方位や星座の機能を付加させた。また、nidoは壁装飾に9デザインの「デコラージュ」シリーズを発売。両者とも空間の豊かさを追求している。
- ソーラー事業に進出
エクステリア業界も太陽光発電に眼を向け始めた。エコブロックスは、兵庫県の遊休資産を活用したメガソーラーを7月から稼動させた。また、稲葉製作所は来年3月、同社富岡工場建設予定地の一部に、ユアサ商事は同4月、山口県平生町にメガソーラーを設置する計画を発表している。
- 上田清氏、中村和男氏死去
エクステリアルートの構築に尽力した業界の重鎮・上田清氏が6月5日に死去、享年92歳。7月におわかれ会が開かれ、全国から350人が参列、故人を偲んだ。九州屈指のエクステリア専門店を育て上げたグリーンライフ産業㈱・グランド工房代表取締役会長の中村和男氏が10月7日、死去。11月に、おわかれ会が開かれた。
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