11月27日 1349号ヘッドラインニュース
ウォーターシステム特集
- 化粧立水栓24.2億円市場
ウォーターシステム3分野の中で近年最も注目度の高いのが、化粧立水栓であろう。パンを含めて平成23年度は24億2000万円で5.2%増。現状では、プラスチック系(PVC、FRP、人工木等)、金属系(ステンレス・アルミ)、コンクリート系(塗装仕上げ)、GRC、陶磁器、天然石と実に多岐にわたっている。次年度は市場拡大にはずみがつくものと予想される。
- 雨水貯留タンク 市場は約7.7億円
雨水貯留タンクの市場は住宅をメインに約7.7億円と推計、対前年比は約5.4%増となった。雨水の「貯留」は、都市部の洪水を軽減させ、雨水の「活用」は日常のローコスト生活用水、災害時の緊急生活用水、防火用水、打ち水等でのヒートアイランド現象の緩和にもつながる。特に災害時の水の大切さは記憶に新しい。また、空間の癒しを演出する修景としての活用も付加したい。
- 住宅用散水・灌水約12.9億円17%増
散水・潅水の住宅分野の市場は約12.9億円と推計、対前年度比17.3%の伸びを示した。官民共に緑化に対する意識の向上は見逃せない。
- 総市場47.7億円、伸び持続
立水栓、雨水貯留タンク、自動潅水システムの3総市場は47.7億円、7.7%増と市場は着実に膨らんでいる。エクステリア分野における自然エネルギーのコントロールは、ますます大きなテーマになってきており、太陽、風、そして雨もその一つ。雨水貯留タンクも単に雨水を溜めるだけでなく、それが地域社会にどう役立っていくのか、どう活用していくのかを施主と考えたい。
- 全国建築コンクリートブロック工業会秋季特別講演会
全国建築コンクリートブロック工業会は、11月5日、東京都千代田区のお茶の水ホテルジュラクにおいて、全国コンクリートブロック工業組合連合会と共催で「平成24年度秋季講演会」を開催した。講演会のテーマは、①「東日本大震災で実証された補強コンクリートブロック造の強さ~大船渡市の調査報告」(講師:ジェネスプランニング㈱代表取締役・三舩康道氏)②「経済産業省における最近の住宅政策関連について」(講師:経済産業省製造産業局住宅産業窯業建材課企画官・土橋秀義氏)。
- 三協アルミ社 北陸エリアデザインコンテスト表彰式
三協立山 三協アルミ社北陸支店エクステリア部は、11月21日、ホテル日航金沢において「2012年エクステリアデザインコンテスト表彰式」を開催した。3000点からなる応募作品の中から北越エリアでは8社が入賞、さらに北陸支店優秀賞を含めて17社が入賞。
- 長野県EX販工店会総会、研修会
長野県エクステリア販工店会は、11月20日、戸倉上山田温泉の千曲館において「平成24年度総会並びに研修会」を開催した。新規会員としてレイアートが加盟、計13社となった。
- 蓄光材使用の表札--パラダイスグラス
パラダイスグラスは、最高の透明度を誇る“CR-GLASSPLATE”と特殊蓄光技術をコラボした表札“ブルームーンシリーズ”を発売。CR-GLASSPLATEは、透過率に優れ、無色透明で、ブラスト加工すれば、加工部分はクリスタルのような上質の仕上がりになる。また、無色透明なので、裏側から着色した場合でも、着色カラーを損なうことなく美しくに発色する。
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