9月25日 1342号ヘッドラインニュース
リビングエクステリア特集
- 平成23年度総市場664億円、前年度比5.4%増
平成23年度の8分野(サンルームを除く)の総市場は663億9000万円で対前年度比5.4%増となった。同年度の一戸建て着工数が微か0.1%増であったにもかかわらず市場が伸びた要因は、外部空間のリビング化に対するニーズの高まりが広がってきたとの判断ができよう。
- 総市場314.7億円、7.6%増--テラス・テラス囲い
総市場は、314億7000万円で対前年度比7.6%増となった。内訳は、テラス231億1000万円で対前年度比7.4%増、テラス囲いは、83億6000万円で同8%増と好推移を示した。上位各社共数字を伸ばしたが、特にトップ企業のLIXILの上昇が影響した。また、テラス囲いは、屋根とデッキの複合化、網戸一体タイプ、開閉屋根等付加価値のとれる商品として着実に変化してきており、84億円市場とバルコニーに迫ってきている。
- 総市場38.6億円、対前年度比16.3%増--ガーデンルーム・コンサバトリー
総市場は、38億6000万円で対前年度比16.3%増となった。コンサバトリーは、約2億円(5%)程度。
- 市場は92.8億円3.4%減--バルコニー
バルコニー市場は、平成23年度92億8000万円で、対前年度比3.4%減であった。それでも分野構成比は14%で3位。ただ、8分野の中で最も下降傾向にある。新築での取り付け比率が下がっていること、大型商品が影を潜めたこと、ルート比率が低い等の理由からサンルーム同様の運命を辿る可能性すらある。
- 人工木市場127.2億円、11.7%増--デッキ
平成23年度は、人工木(木粉入り樹脂製)で127億2000万円、対前年度比は11.7%増となった。一方、天然木は、26億9000万円で4.6%減となり、その分野比は、人工木83対天然木17。両者の数字を合わせると154億1000万円で対前年度比8.4%の増となった。
- 住宅用34億円7.9%増--オーニング
平成23年度の住宅用オーニング市場は、34億円で対前年度比7.9%増となった。昨年同様、酷暑が続いたことで、簡易型が伸びた事や、地道な啓蒙活動が効いてきた事が大きい。店舗、施設を含めると全オーニング市場は45億円ラインまで達している。住宅向け比率は75%。
- 30億円市場、6.3%減--ガーデンファニチャー
ガーデンファニチャーの平成23年度市場は、約30億円。前年度比6.3%減となった。デッキ、オーニング、ガーデンルームの普及により、少しずつ住宅向けに動いてはいるものの、ホームセンター等の安価なものを入れてもせいぜい5億円程度と(15%前後)見られる。残りは、レストラン等の商業施設関連だ。
- 第13回庭Style会大阪大会
庭Style会は、9月19日、第13回庭Style会大阪大会を開催。会員、メーカー、問屋を含め60人が参加。
- ユニソン 地球はガーデン。フォトコンテスト2012
ユニソン・ユニソン西日本は、“ユニソン 地球はガーデン。フォトコンテスト2012”の審査結果を発表した。コンテストは、平成24年4月1日から6月30日までの期間、販売工事店及び一般施主を対象に、優れた施工写真を募集。応募総数は952点。この中から、ゴールド賞2作品、シルバー賞3作品、ブロンズ賞8作品、特別賞4作品を選定。ゴールド賞は、ファサード・プライベートの両部門で、庭彩デザイン工房が受賞。
- 4万棟達成、販促キャンペーン--大和総業
大和総業は、生活者の購買意欲の促進と、エクステリア市場の活性化を目的とし、大和オリジナルキャンペーンを企画。同社の数寄屋門は、1975年の発売以来、今年の3月で出荷が4万棟に到達。日頃のご愛顧に感謝の意を込めて、“消費税還元キャンペーン”を実施する。期間は平成24年9月1日~平成25年3月20日。対象商品は数寄屋門・迎門。対象者は工事店。
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