9月4日 1339号ヘッドラインニュース
- 高齢者雇用安定法改正
60歳の定年後も希望者全員を雇用することを義務付ける「高年齢者雇用安定法改正案」が8月29日成立、来年4月から施行される。この後、2025年度には65歳までの雇用を義務付ける実質65歳定年時代となる。一方、若年無業者“ニート”の数は、約60万人。新卒ニートは3万3000人と日本の労働力は、質と量の両面で厳しい状況下にある。業界はこうした流れの中、さらなる市場の拡大を目指し、戦力となる人材の確保、育成に出来るだけ対応幅を広げて行く必要があろう。
- イナバ倉庫10月発売
稲葉製作所は、イナバ倉庫を10月に発売する。新製品は、今後の開発を、品質や強度の必要な大型商品と建築に近い商品に注力するという方針の第一弾。特徴は、軽量鉄骨ブレース構造で安心の頑丈設計、嵌合式の屋根やパネル方式の壁は穴あけ加工が無いため施工性が向上。
- ガレージ屋根に緑化システム--三和シヤッター工業
三和シヤッター工業は、独立型ガレージ「カポレージ」の折板屋根に組み込む緑化システム「コフレガーデン」を発売した。同システムは、カポレージの屋根にユニット式の緑化カセットを並べて固定させるだけの簡単施工で、水やりも家庭用ホースを灌水装置に接続させて行うことができる。
- 車対応の天然石樹脂製舗装材--ヤブ原産業
ヤブ原産業は、天然石の風合いを活かした洗い出し系製品・工法「彩(いろどり)シリーズ」に強度アップした「アストン」を加えた。「アストン」は天然石骨材の骨材間をもっと細かい最密材を充填することで強度を持たせたもの。
- ユニークな照明・ポスト--ソト・デザイン
ソト・デザインは、樹脂素材を使ったユニークな照明と表札、布を使用したポストを開発した。照明は、シンプルな構造で、意匠性と機能性を備え、コストパフォーマンスにも優れている。布を使用したポストは、今までにないものを市場に提供し、新しいエクステリアの世界を開拓するコンセプトに合致している。
- 全国EX工業会7月出荷統計
全国エクステリア工業会の平成24年7月の出荷統計は、総計164億9000万円で、対前年同月比11.4%増となった。今年度に入ってから4ヶ月連続増。ガーデンエクステリアは、122億5200万円で同12.2%増、テラス関連は、29億1800万円で同10.7%増、パブリックエクステリアは、13億2000万円で同5.2%増、ガーデンとテラスを合算した住宅エクステリアは、151億7000万円で11.9%増となった。
- 7月の新設住宅
7月の新設住宅は、7万5421戸、前年同月比9.6%減、2か月連続の減少となった。利用関係別では、持家2万8338戸、同12.5%減、貸家2万5982戸、同14.7%減、分譲住宅2万482戸、同1.2%増、うちマンションは9920戸、同1.4%増、一戸建は1万428戸、同0.5%増。
- 内外装用磁器タイル--リビエラ
リビエラは、イタリア製磁器タイル「ベルベットグラウンドライト(VELVET GROUND LITE)」を発売した。一般的なタイルの厚さ10㎜の半分以下4・8㎜の仕様であり、軽量のため壁への施工がしやす<、また石膏ボードに直張りできるためリフォーム向けとしても活用できる。
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