6月7日 1288号ヘッドラインニュース
- 東日本大震災は業界のエポックに繋がるか
大震災が、日本の今後を問う大きなテーマを投げかけた。かつての石油ショックやリーマンショックとは違って、人の生死を見た。建物の大半が津波によって脆くも崩壊・消滅した。頑張れニッポンという声があちらこちらで響きわたっている。原発事故の影も重くのしかかったままだ。“自立への道”それは業界にとっても大きなテーマだと教えてくれる。地震は業界にも発生しているのだ。企業にとって企業人にとって、そして顧客にとって何が重要なことなのかを考えなければならない。
- 多機能門柱を発売--東洋工業
東洋工業は、1台で様々な機能を兼ね備え機能性に優れた門柱「FITシリーズ」を発売。開発のコンセプトは、“お店にあったらいいな”をキーワードに、門柱に収納・コンセント・水栓・ポストの機能を集約、狭い敷地も有効活用できる。
- ガーデナップ特約店総会
ガーデナップは、6月3日、名古屋市内の商品センターで、“第5回ガーデナップ特約店総会”を開催した。現在、特約店は全国で34社、2年後には50社に増やしたい意向。総会では、現状説明の後、これから先の10年、「コンサバトリーのプロフェッショナル」を目指した施策、新製品を説明した。
- JAG第10回総会
JAGの第10回総会が、5月13日、東京中野区の三協立山アルミ東京・関東ビル建材支店で開催された。 玉崎弘志会長は、「この会も10周年を迎える。ガーデンデザイナーの活躍は当初からは予想もつかないような広がりを見せている。「庭」という観念、方向性がはっきりしてきた」と挨拶した。
- 折り畳み式仮設トイレ拡販--One’sアイ
One’sアイの折り畳みタイプ「仮設トイレ」が、自治体、エクステリア・造園・リフォームの施工会社で注目され、売上げを伸ばしている。 プラスチックダンボール製(重量14・2㎏)の同製品は5年前に開発され、特許を取得。平成22年度に、経済産業省の新事業活動促進事業の認定を受けている。
- 全国EX工業会H23年4月出荷統計
全国エクステリア工業会の平成23年4月出荷総計は総計144億6200万円、対前年同月比0.9%増で11ケ月連続の増となった。 内、ガーデンエクステリアは111億5000万円で4.6%増であったが、テラスは22億4200万円で13.2%減、パブリックエクステリアが10億7000万円で1.5%減となり、ガーデンの上昇が全体をアシストした。
- 4月の新設住宅着工戸数
平成23年4月の新設住宅着工戸数は6万6757戸、前年同月比0.3%増、再びの増加となった。利用関係別では、持家2万3554戸、同0.2%増、貸家2万2158戸、同9.3%減、分譲住宅2万323戸、同12.4%増、うちマンションは1万812戸、同11.8%増、一戸建9413戸、同12.6%増。
- 福井陶器建材廃業へ
福井陶器建材㈱(新潟市)は、6月30日付で廃業することを決定、関連取引先に通知した。
- エコ対応ファサード--三協立山アルミ
三協立山アルミは、戸建住宅向け外観アルミファサードシステム「メイクファード」に、エコロジーな暮らし方を提案する新カテゴリー「メイクグリーン」3アイテムを発売した。同シリーズは、植物などを取り入れたエコ空間、エコライフを提案する新感覚商品。
- 自然エネルギーと金属を一体化--菊川工業
菊川工業は環境事業を立ち上げ、風、太陽、水等の自然エネルギーを利用した製品開発を進めてきた。特に太陽光発電パネルと金属を一体化させ、新たな用途やデザインを提案している。エクステリア関連では「Kソーラーシリーズ」。
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