12月21日 1271号ヘッドラインニュース
- 住生活グループ大合併
住生活グループは平成23年4月1日付けで、連結子会社、トステム、INAX、新日軽、東洋エクステリア、LIXILの5社を合併、トステムを存続会社として、LIXILに社名変更することを発表。これにより、東洋エクステリアなどの社名は消滅するが、各社のブランド名は残す方針。
- 照明時代に対応
ローボールトやLEDの普及で、門灯、庭園灯などエクステリア照明への注目が増してきている。今後は、特にLEDの長寿命、低熱などの特徴がエクステリアに適していることから、照明を用いた「演出」が付加価値追及につながる。
- 新日軽 住生活グループ入り
3月9日付けで、住生活グループが新日軽の全株式を取得、子会社化を行った。譲渡金額は65万4000円(6540万株)、借入債務残高200億円も継承する。
- 「アフターセット」で後付市場強化へ
全国エクステリア工業会は、後付けを「アフターセット」という言葉に統一し、市場拡大に向けて対応することを決定した。新築住宅を取り巻く環境は厳しいが、ウッドデッキなど後で取り付ける傾向が強い商品が比較的好推移していることから、新築に連動しない商品群の魅力を訴えてゆく。
- 門扉減少--TOEXが「IZUMAI]発行で門扉復権へ
門扉の減少に歯止めがかからない。全国エクステリア工業会によると、平成21年度は10年前の約57%、256億円にまで落ち込んでいる。そんな中、東洋エクステリアは、門の歴史や役割、門に対する生活者の意識などを調査掲載したガイドブック「IZUMAI」を発行、門扉の復権を目指す。
- エクステリアゼネコンへの対応
エクステリアの概念が変化してきている。具体的商品から「外の世界」という概念への変化である。メーカー、卸業が総合化の動きを示してきた中で、施工者が「総合」を意識しているかが大きな命題でもある。総合的な快適空間としてのエクステリア認識が始まっている。
- 着工戸数、エクステリア復調の上半期
戸建住宅が復調しつつあるのに連動してエクステリア市場もわづかづづ動き始めている。年度上半期を見ても、一戸建てが対前年度約11%増、エクステリアも門扉・フェンスは低迷するも、カーポート9.1%増、テラス4.6%増、ウッドデッキ3.7%増と来年に期待を抱かせる状況となってきた。
- トステム「建デポプロ」5店に
プロユーザーに限定したトステムの総合建材専門ショップ「建デポプロ」の志木店が11月にオープン、2月立川、6月板橋成増、7月川越、8月柏と計5店となった。今後、8店舗までは関東で展開。構想では全支社での店舗展開を目指している。
- 蓄電ボックス各社対応
プ電気自動車・電動自転車時代に向けて充電機能を持つ機能門柱などに各社が対応した。新日軽「チャーリー」、三協立山アルミ「電気ためちゃいます」、YKK AP「エレポルト」、東洋エクステリア「スクリーンファンクションユニットEV仕様」が登場、各社ともエクステリアとしての広がりを期待している。
- 展示会 中京地区が加わり全国展開へ
総合展示会が全国的な広がりを見せた。今までのEXE(東京)、関西エクステリアフェア(大阪)、EXフェアin九州(福岡)、EXin中四国(香川)、いわて5きげんライフ(盛岡)、エクステリアリフォームフェアinNAGANO(長野)に今年、中京地区初のエクステリア&ガーデンフェアNAGOYA(愛知)が加わった。
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