10月26日 1264号ヘッドラインニュース
ウォーターシステム特集
- 住宅市場21億円--立水栓
立水栓がエクステリア業界で注目される様になったのは、日本興業(現ニッコーエクステリア)の同分野におけるエクステリア化(装飾化・高付加価値化)によるところが大きい。同社の動きによって有力ブロック系各社が参入を果たし、日常商品として着実に業界に認知されるようになった。住宅用立水栓(パンを含む)市場は約21億円と算定した。
- 住宅用雨水タンク市場5.4億円
「雨水東京国際会議」が東京都墨田区で開催されたのは2005年。世界の国々と雨水利用に関する意見交換がなされた。これが官民ともに雨水利用の機運を高める大きなきっかけの一つとなった。しかし、実際には住宅での雨水タンク装着率はまだ低い。雨水タンクの市場は公的施設への設置を除き、住宅用、それもエクステリアルートを中心にすると5.4億円程度ではないかと推計する。
- 住宅向市場10.6億円--自動灌水システム
住宅向けの自動潅水システムの普及は、まだこれからというのが現状である。個人住宅への本格的な導入は端緒についたばかりであり、これらの扱いが他社との差別化につながることが期待される。現在、住宅向け自動潅水システムの市場は10.6億円と推定される。
- 太陽光発電カーポート等エコ対応に注目--秋の新製品
今秋の注目商品は①ソーラー発電システム搭載商品②蓄電ボックス。蓄電ボックス・門柱については先発の新日軽を含めて4社が対応、確かな市場への動きを示した。ソーラー関連については、発電対応で三協立山アルミが先陣を切った。今後の各社対応が待たれる。日常品エクステリアについては、ユニソンが大幅な品揃えを図ったのが注目されたが、今年に入って13社が対応を果たした。
- JAA下期オーニング会議
JAA・日本オーニング協会は、10月21日、大阪市中央区の「マイドームおおさか」にて、2010年度下期「JAAオーニング会議」(下期合同会議)を開催した。オーニング(ロールタイプ)の上期の実績は、8982台で、対前年度同期比で1.4%増となった。2005年度上期(0.5%増)以来5年ぶりの伸長。これは、今年の酷暑による影響が大きいと分析。
- 電気自動車対応機能門柱--TOEX
東洋エクステリアは、10月20日より住宅用のファンクションユニット(機能門柱)に電気自動車用充電コンセントを搭載した「スクリーンファンクションユニットEV仕様」を発売した。同商品は、電気自動車用の充電機能と、照明、サイン、インターホン、ポストなどファンクションユニット(機能門柱)の機能を合体し、住宅の門まわりの機能を集約できるもの。
- アルミサイクルポート--三協立山アルミ
三協立山アルミは、建築基準法適合のパブリックスペース向けサイクルポート「レイリード」を発売した。特徴は①スリムでフラットなスタイル②本体色は、サンシルバー、アーバングレー、ダークブロンズの3色③奥行寸法は、最大サイズ2500㎜を設定し、大型バイク、スライド式ラックに対応できる動作スペースを確保。耐風圧力Vo=34m/s、積雪荷重600N/㎡(積雪約20㎝相当)。
- エクステリア照明13機種--新日軽
新日軽は、11月1日より、「エクステリア用LED照明」を13機種(19規格)発売する。高寿命・省エネに優れたLEDを採用することで、ランニングコストを削減、従来品に比べ常用灯としても使用しやすくなり、防犯性をアップすることができる。ブラケット灯4機種、ガーデンライト(ポール灯4機種・スパイク灯5機種)9機種の計13機種。
- エクシス エクステリア総合展示会2010
エクシスは、「エクステリア総合展示会2010」を10月19日~21日の3日間、福岡国際センターで開催した。入場者は6411名。モデルガーデンも従来のテーマガーデンに加え、5つ目のテーマとして「ナイトガーデン」にチャレンジ、エクステリア照明時代を先取りした展示となった。同社のブランド「エクシスランド」も施工シーンを見せるなど、「質」を感じさせる展示会となった
- 新商品展示会--オンリーワンクラブ
オンリーワンクラブは10月7日、東京流通センターで、オンリーワン新商品展示会inTOKYOを開催、1850人が来場した。中京・関西に続く催しで、関東では初の試み。エクステリア・マテリアル・ガーデン・リビングの4つのカタログに掲載されている商品を一堂に集め、来場者に、カタログだけでは表わせない魅力を伝えるのが狙い。
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